男性の肌断食のスキンケア 男肌の特徴と髭剃りによるトラブル

男性の肌断食のスキンケア

男性は化粧をしない方が多いため、女性と比べて化粧品の使用頻度が極めて少ない傾向があります。

化粧をしないシンプルスキンケアを普段からおこなっている男性は、女性よりも肌がキレイな方が多いです。

とくにキメが整っていてハリがある方が多く見受けられます。

それは、肌断食のスキンケアの目的でもある「表皮のターンオーバー」がきちんとおこなわれている証拠です。

ですから、特別なスキンケアは男性には必要ないのです。

しかし、男性も40才を過ぎた頃から、肌や体系に今までとは明らかに違う変化がおこり始めます。

肌については、シワとたるみが目立つようになり、体系はお腹周りに脂肪がつきやすく、赤ちゃんのお腹のようにポッコリ出ている方が増えていきます。

あとは、男性特有の悩みでもある髪の毛にも変化がでてきます。

30代までは大丈夫だったスキンケアでも、40代を過ぎると体の中から変化が起こり始めるために、今までと同じスキンケアでは対応しきれなくなります。

ではどうすればいいのか、男性のスキンケアについて少し掘り下げてみたいと思います。

男性の肌の特徴

男性の肌断食のスキンケア

皮脂の分泌量

男性の肌は、男性ホルモンの影響で皮脂の分泌が活発なため、女性に比べておでこや鼻のTゾーンがベタつきやすいのが特徴です。

それは、第二次成長期である思春期から増え続け、成人になる頃にピークを達します。

その後も男性の皮脂の分泌は、ピーク時のまま減ることなく維持し続けます。

ですから、年配になっても脂ギトギトになるのは、ある意味仕方のない自然現象なのです。

 

また男性の体臭は、女性よりも臭いを発生しやすいといわれています。

特に、アポクリン腺のある耳周り・わきの下・おへそ・乳首・外陰部は、汗をかくことによって肌にいる常在菌が分解されて体臭を発生させるので、汗をかいたらこまめに拭くと体臭予防になりますよ。

また、男性がラーメンや焼き肉の油の臭いを好む方が多いのは、皮脂の分泌が多く油を欲するからかもしれませんね。

ちょっと気になる方への解説ですが、「アブラ」の漢字が2種類あるのに気づきましたか?

使い方の違いですが、動物から直接分泌させるものについては「脂」を使い、液体状になっているものや食物として加工されているものに使うときは「油」を使うそうです。

あごのヒゲ

男性は、あごのラインに沿って黒くて太いヒゲが生えてくるのが大きな特徴です。

生えてくる要因は、男性ホルモンの仕事の一つに「毛を生やす」という役割があるからです。

ヒゲだけではなく体全体に毛を生やすことが仕事で、毛が生えるところには毛が必要な意味があります。

例えば、髪の毛は頭を守るため、眉毛は汗が目に入らないため、鼻毛はゴミを吸い込まないためなどありますが、ヒゲの生える意味は実は定かではなく役割が不明なのです。

ヒゲの役割については所説ありますが、有力な仮説が大昔に男性は狩りに行かなくてはならなかったので、顔を守るためや寒さから身を守るために皮膚が進化してヒゲが生えてきたのではないかという説です。

他の仮説には、ライオンのタテガミと同じように男性の強さのシンボルとして生えているのではないか、という説もあります。

皮膚の厚さ

男性の表皮は、女性と比べると約0.5mm厚いそうです。

女性の表皮の厚さが約0.2mmなので、男性の表皮の厚さは約0.7mmということになります。

男性の肌が全体的に固いのは、表皮が厚いからなのですね。

また、男性の肌は女性の肌よりも水分量が30%~40%少ないそうです。

肌の水分量が少なく皮脂の分泌が多いことを考えると、厚くなっている部分は皮脂膜と考えられます。

 

皮脂膜は、皮表脂質という脂分と汗などの水分から作られているのですが、水分量が少ない男性が皮脂膜を作るためには、汗をたくさんかかないといけません。

ですから、女性よりも汗をかきやすい男性の体質は、皮脂膜をつくるために必要な機能なのかもしれません。

男性用化粧品は刺激が強い

男性の肌断食のスキンケア

最近は、男性用の化粧品もたくさんお店に並ぶようになってきました。

清潔感や美意識をもつ男性が増えてきたことは、女性にとってもうれしいかぎりなのですが、男性用化粧品は肌に刺激が強すぎる商品が多いことがわかりました。

もともと男性の肌は女性よりも厚いので、多少の刺激には耐えられる肌質なのですが、スキンケアの化粧品は毎日使うものなので常用しつづけると肌トラブルになりかねません。

特に、爽快感やさっぱり感などと書かれている化粧品には、使用感を重視するあまりにスキンケアのことまで考えられていない商品がありますので注意をしましょう。

スクラブ洗顔料

男性用の洗顔料は、もともと洗浄力が強い商品が多く必要な皮脂まで取り除いてしまうため、肌のバリア機能が低下して肌トラブルがおこりやすい状態をつくります。

それに輪をかけてスクラブ洗顔料は、マクロビーズと呼ばれるプラスチックの小さな粒が入っているものが多く、洗顔する度に肌を傷つけます。

このダブルの効果によって、男性の肌は徐々に薄くなり乾燥をし、肌荒れをおこしてしまうのです。

 

マクロビーズは肌を傷つけるだけでなく、環境にも悪影響を及ぼすためアメリカでは使用禁止になっている成分です。

その影響からか、最近では日本の商品もスクラブ洗顔料にはマクロビーズを使わずに、食物から抽出したスクラブを使用している商品が増えてきました。

しかし、そもろも毎日使うものにツブツブ成分は必要ありません。

必要以上の肌への負荷は、肌を角化させて肌を固くしてしまいます。

肌が固くなると外敵刺激には強くなりますが、肌表面がゾウのように固いシワくちゃな老け顔になりやすくなります。

 

そんな男性の方におすすめしたい洗顔料は、固形石鹸です。

固形石鹸は、水で洗い流すと石鹸成分が分解されて肌に洗浄成分が残らないという特徴があるので、肌にとてもやさしい洗顔料です。

クリームやムースタイプの洗顔料には、合成界面活性剤という肌のバリア機能を壊してしまう成分が含まれている商品が多いので、おすすめできません。

肌のことを考えると、やはり固形石鹸にまさる洗顔料はないと思います。

少し泡立てるのが面倒かもしれませんが、そこは頑張りましょうね。

 

私がおすすめする石鹸は、牛のマークでおなじみの牛乳石鹼の青箱(さっぱりタイプ)です。

ふわふわでクリーミーな泡は泡立ちもよく、男性の方でも簡単に泡立てることができます。

泡切れもよく洗い上がりはさっぱりしながらツッパリ感のないマイルドな仕上がりになります。

爽快感の成分メントールは配合されていないので、少し物足りない感じがするかもしれませんが、肌の仕上がりの違いを実感できれば、爽快感が必要ないものだとわかっていただけると思います。

石鹸については、下の記事で詳しく説明しておりますので参考にどうぞ♪
肌断食中のメイク落とし!化粧のクレンジングにオススメの石鹸

シェービング剤

男性の身だしなみのひとつに、ヒゲのケアがあります。

最近はヒゲを伸ばして顔にインパクトをつけて個性を引き立てる男性が増えてきました。

基本的にはヒゲを全部剃る方がほとんどなので、シェービング剤は必需品ですよね。

その前にシェービングをおこなう方法についてですが、T字のカミソリと電気シェーバーを比較すると、肌への負担が少ないのは断然電気シェーバーです。

T字のカミソリは皮膚も削ってしまうため、週1回程度の使用ならば厚くなった角質を適度に取り除いてくれるので利点もありますが、毎日の使用となるとどの肌質の方へもおすすめはできません。

角質の削りすぎは肌トラブルのもとになるので、毎日にケアには電気シェーバーをおすすめします。

 

ヒゲのケアにかかせないシェービング剤ですが、クリームタイプ・泡タイプ・ジェルタイプといろいろな商品を調べてみましたが、正直肌に負担のかからない成分だけのシェービング剤はみつかりませんでした。

しかし、電気シェーバーやT字カミソリを滑らかに動かすことによって、肌に負担がかからないようにしている効果は認めます。

ならば、シェービング後のアフターケアについて、アドバイスしたいと思います。

 

あごのラインをU字ラインといいますが、ヒゲは毎日剃る方が多いので、角質の取りすぎによって乾燥による肌トラブルに悩まされている方が多いようです。

いわゆる、カミソリ負けもそのひとつです。

そこで必要なスキンケアは、保湿です。

では、どのように保湿すればよいのでしょうか。

本来は皮膚のターンオーバーによって自然と肌も保湿されるのですが、毎日のシェービングのスピードについていけるだけの肌サイクルをもった強じんな肌の方は稀でしょう。

ですので、最小限の手助けは肌にも必要だと思います。

男性の肌質を考えると、水分と油分のバランスが整っている乳液をおすすめします。

本来、肌断食の保湿剤には白色ワセリンをおすすめするのですが、男性の肌質には合わないので私はおすすめしません。

クリームは油分が多いですし、ローションは角質の厚い男性の肌は浸透せずに乾燥させるだけですので、総合的に考えると乳液がアフターケアには合っていると思います。

 

乳液もたくさん種類があるので、なにを選んでいいのかわからないと思います。

市販されている商品ですと、私の父も使っていたカネボウ化粧品のエロイカ スキンミルクをおすすめします。

昔からある化粧品で、年配の方が使う化粧品にイメージと独特の臭いがあるので、抵抗がありそうですが、市販されている乳液の中で一番成分が少なく肌にやさしい商品であることがわかりました。

カミソリ負けしやすい方は「エロイカ」の乳液を使ってみるのも良さそうです。

男性の間違ったスキンケアについて

男性の肌断食のスキンケア

普段何気なくおこなっている行動が、実は肌に負担をかけているかもしれません。

中には肌に有害物質をすりこんでいる可能性も…。

思いあたる行動はありませんか?

おしぼりで顔を拭く

よく飲食店で出されるおしぼりで顔を拭く男性をよく見かけますが、おしぼりには合成洗剤が含まれているため、顔の肌を痛めます。

合成洗剤にはたくさんの化学物質やタンパク質を分解する酵素が配合されており、顔の皮膚を溶かしてしまうくらい強い作用がありますので、おしぼりで顔を拭くのは実はとても危険な行為なのです。

 

ただおしぼりで顔を拭いて気持ちよさそうにしている男性の顔をみると、やってはいけません!と強く言えなくなりますね。

いや、ここは心を鬼にして言わなければ。

やってはいけません!

また、デオドラントシートで顔を拭くのも、肌に刺激のあるメントールやアルコールが含まれているので肌を痛めてしまいます。

肌トラブルに悩んでいる方は、まずはおしぼりやデオドラントシートで顔を拭くのをやめるだけで肌トラブルが改善されるかもしれませんので、実践してみてください。

一日に何度も洗顔する

一日に何回も洗顔すると、必要な角質まで洗い流されてしまいせっかくの肌のバリア機能が低下しますので、一日に洗顔は2回程度が好ましいとされています。

特にミドル世代の方は、ヤング世代と同じように洗顔をしていると、確実に肌が乾燥します。

それは、肌のターンオーバーと呼ばれる肌の再生サイクルが、年齢とともに遅くなるからです。

 

もともと男性の肌は、女性よりも水分量が少ないうえに、肌の乾燥が加わると一気に老け顔になります。

おでこに深いシワができ、笑ったときにできる表情シワがクッキリと目立ちはじめるのは洗顔のしすぎが原因かもしれませんよ。

思い当たる方は、今日から洗顔の回数を減らしましょう。

どうしても顔のテカリが気になる方は、ティシュで抑えるだけでも脂はとれますので、洗顔する前にまずはティシュで抑える方法をおすすめします。

力の入れすぎに注意

顔の皮膚は他の部分とは異なり、薄くて敏感な肌質をしています。

洗顔をするときにゴシゴシと洗っている方は、力の入れすぎです。

力の入れすぎは肌に負荷がかかり、肌を固くしてしまいます。

手や足でできるタコと呼ばれる皮膚の角化は、同じところに負荷をかけ続けることによって皮膚が固くなる現象ですが、ゴシゴシ洗いもそれとほぼ同じです。

毎日ゴシゴシ顔を洗い続けると、顔中にタコができたように固くなりますので、気をつけましょうね。

あと水を叩きつけるようにピシャピシャと顔にあてたり、シャワーで顔を洗うのも水圧が負荷になりますので、老け顔になりたくない方はやめた方がいいでしょう。

顔のスキンケアはやさしくおこなうことが基本です。

カミソリ負けしたときの対処方法

男性の肌断食のスキンケア

毎日ヒゲを剃る男性の方でしたら一度は経験があると思いますが、カミソリで皮膚を切ってしまい血が出たり、剃ったあとに赤いポツポツができたり、痒みがでたりという症状がでたことがあると思います。

特に肌が乾燥しているときや体調が悪いときなどに、起こりやすいと言われています。

そんなときの対処方法をいくつかご紹介します。

皮膚を切って血がでてしまったとき

深く切ってしまったときは絆創膏を貼り応急処置が必要となりますが、浅く切ってしまったときは、まずティッシュで傷がついた箇所を軽く圧迫をして血が止まるのを待ちます。

浅い傷でしたら、数分で血は止まりますよ。

そのあとに、オロナイン軟膏を塗りましょう。

オロナインには殺菌作用や止血作用のある成分が含まれているので、浅い傷にはよく効きます。

 

圧迫しても血が止まらないけど、でも絆創膏は貼りたくない方におすすめなのが水絆創膏です。

セメダインによく似た透明の液体の絆創膏なので、顔に塗っても目立たず止血することができます。

しかし水絆創膏の難点は、塗ると染みてヒリヒリすることです。

私も何度が使用しましたが、あのヒリヒリ感は少し覚悟が必要かもしれません。

赤いプツプツができてしまったとき

赤いプツプツはカミソリによって毛穴が傷つき炎症をおこしているときにおこり、ひどくなると化膿してニキビのような状態になります。

最初におこなうことは、患部を冷やすことです。

冷たいタオルやアイスノンなどで患部を数分冷やして皮膚を鎮静させます。

冷やすものがないときは、水で濡らしたタオルなどをよく絞ってあてるだけでも効果があります。

その後に炎症を抑える薬を塗ります。

 

私がおすすめなのがテラ・コートリル軟膏です。

病院で処方されるステロイド剤が配合されているので、化膿を伴う皮膚の炎症によく効きます。

テラ・コートリル軟膏は即効性がある分、成分が強いので毎日使いにはおすすめできません。

本当にひどい状態のときに使うようにしましょう。

 

毎日の髭剃りあとに赤いプツプツ予防として塗るのであれば、オロナイン軟膏をおすすめします。

オロナイン軟膏テラ・コートリル軟膏をその時々の肌状態によって使い分けるのが一番いい対処方法だと思います。

ヒゲ剃りあとに痒みが伴うとき

ヒゲ剃りあとに痒みが伴う理由は、いくつか考えられます。

  • シェービング剤が肌に合わない
  • 電気シェーバーの微弱電流によって肌が活性化される(主に年配の方)
  • ヒゲ剃りあとに塗るアフターシェーブローションなどが肌にあわない

皮膚に痒みが伴う場合は、外敵刺激よりも血液反応によるものが多く、何かの物質に体が反応して皮膚が痒くなると思われます。

 

まずは、今使っている化粧品を変えてみましょう。

痒いが出る方はアレルギー体質である可能性も考えられますので、低刺激で成分表記の少ない化粧品を選ぶようにしてください。

それでも痒みが出る場合には、皮膚科のお医者さんか薬局の薬剤師の方に相談するのもいいですよ。

 

とにかく痒みを止めたい方におすすめの塗り薬が、「メンソレータムAD」です。

こちらは非ステロイドなので、毎日使っても大丈夫です。

種類がクリームタイプ・スプレータイプ・乳液タイプの3種類ありますが、顔に塗りやすいのはクリーム乳液タイプです。

乳液タイプには保湿成分も配合されているので、ヒゲ剃りあとの肌の乾燥もカバーできるので、アフタースキンケアとしてもおすすめです。

まとめ

男性は、ヒゲ剃りという肌に負担のかかるケアを毎日おこなうことによって、肌トラブルが起こりやすいことがわかりました。

まずは肌トラブルを改善することを考えたスキンケアをおこなえば、本来生まれながらにもっている肌機能が十分に発揮できると思います。

特に40才を過ぎると、男性も体の変化と肌の変化を感じてくると思いますので、今まで以上にスキンケアに気を使うようにしてください。

方法は先に述べたように至ってシンプルです。

実践するかしないかは、あなた次第ですよ!

続いては、年代別の肌断食効果についてです
年代別の肌断食効果 20代~50代の肌の特徴と肌トラブルの対処法

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です